【艦これ】7-1戦果の基本的な回し方

 7-1戦果は増設のある軽巡1隻駆逐6隻に対潜装備があれば安いコストで、かつ回し方さえ実践できれば疲労度によって周回を遮らせず、永遠に回し続けることができます。ところがこの回し方をせずに効率の落ちる戦果周回をしている人を見かけるので概要になってないを記事にまとめようと思います。

 (4)から先はスルーで大丈夫です。

 

(1) この記事を参考にできる層

  • 艦これ月次作戦ランキング入りを目指している提督。

 クォータリー三群はほとんどの鯖・月で戦果砲だけで入れるので記事読む必要ないです。

 あまり戦果稼ぎがわかっていないが、クォーター三群2回~継続三群~単発一群二群を目標にする人は参考になると思います。

  • 補強増設済み先制対潜可能駆逐艦6隻と軽巡1隻が用意できる人。

 目安として対潜値76以上の軽巡(◎:矢矧乙、夕張 〇:阿武隈、球磨丁、由良、ゴトランド、能代 △:他)が1隻、目安として対潜値65以上の駆逐艦3隻、同70以上の駆逐艦3隻が必要です。全員増設アリを想定しています。なくても同様の回し方は可能ですが撤退によって速度が落ちるだけでなく、cond管理も難しくなります。

 ここでの目安の対潜値、というのは先制対潜の可否に関するものです。

  • 専用ブラウザの有無はどちらでもよいです。もちろんあったほうがやりやすいですが。

 専ブラなくても全然回せます。あったほうがやりやすい程度。専ブラ使わない場合は旗艦固定4キラのほうが回しやすいと思います。

 

(2)ダメコンについて

 完全に把握されている方は飛ばしてください。

 割と理屈含めて大事なことなので見出し一つ分取っておきました。一般に7-1周回では全員の増設にダメコンを装備し、水雷マス(以降)で随伴艦が大破した際に進軍できるようにします。3戦目及びボスが潜水艦のみの編成で、3隻か4隻なので先制対潜で戦闘が終了することがほとんどです。したがって、1隻大破してもダメコンが消費されることがほとんどありません。ただ、絶対消費しない=轟沈しないとは言えないので、ダメコン装備なしでの大破進軍は強く非推奨です。

 ダメコン進軍によって、撤退を大きく減らし、戦果速度向上及びcond値を一気に下げられることを防ぐことが主な狙いです。

 なお、あくまでダメコン進軍するのは2戦目(以降)で随伴が大破したときのみです。初戦大破を進軍すると2戦目で現実的な可能性でダメコンを消費してしまいます。旗艦大破での進軍は戦闘結果によらず、ダメコンを消費します。また、2戦目で複数隻大破したり、大破1隻でも中破が多い場合、開幕雷撃まで縺れることがそれなりに起こるため、撤退も視野に入れましょう。

 ちなみに筆者は累計6万周ほど周回していますが3戦目以降でのダメコン発動は2回です。

 ダメコン積み忘れとかは知らない。自分で対策してくれ。女神にしておくと初戦大破を見逃して進軍→2戦目ダメコン発動(これも見逃し)→以降の戦闘で轟沈、という超レアケースではあるがこれを防ぐことはできるといったメリットは存在する。まず消費しないから女神でよさそう。

 

(3) 編成

 ここにきてやっと本題です。

 7-1戦果稼ぎにはいろいろな回し方がありますが、4キラ回しと、その応用版である旗艦固定4キラ回しについて解説します。

 4キラとは、7-1を周回する5隻のうち、特定の4隻を常にキラキラ状態にすることで被弾を減らす回し方です。5キラ*1は割愛。

 4キラやその発展形は聯合を目指す際にもよく用いられており、まずはこの回し方を理解することが効率的な7-1周回の初歩になります。(ローテ未婚とかブルネイキラ付けとかあとで書くかもしれない)

 

(イ) 4キラ

※画像は筆者が回している編成をそのまま出力して説明のために張り付けただけなので、この艦娘、この装備がお勧め、という意図は全くありませんのでご留意ください。読者様の艦隊事情にもよりますが、むしろこの矢矧はあまりお勧めできないものです。

 

1.軽巡

 軽巡枠は水雷マスでの被害を減らすことに大きく貢献できる矢矧夕張が最有力候補です。以下の画像のような装備の軽巡を使うとよいでしょう。

 軽巡は基本誰を使っても4キラ回しができますが、戦果の効率を意識したときにはまずは夕張か矢矧がおすすめです。一概にどれがおすすめ、というのは難しいですが、大まかなメリットデメリットを書いておくのでそれを参考に、使いやすいものや使いたいものを選んでください。

  • 矢矧(水爆搭載)

 一番の被弾要因である水雷マスを最も重く見た装備構成です。メコンを使わない場合、火力の低い駆逐艦が多かったりソナーの改修が甘い場合はこれがおすすめです。また、時間の余裕はあるが、バケツを温存したい人にもおすすめです。

メリット:開幕雷撃だけでなく航空戦でも敵を減らすチャンスがあるのでバケツ消費は圧倒的に少ないです。

デメリット:水雷マスで航空戦を起こすことに加え、潜水マスでも水上機を飛ばすので戦闘時間が長くなります。1周約7~8秒遅いです。射程中であるため、潜水マスでMVPを取る確率が高く、駆逐艦のcondの維持が難しくなる場合があります。燃費が重い。

  • 矢矧(水爆非搭載)

 水爆を飛ばさずに先制雷撃をうてる軽巡として最も火力が高くなる装備構成。とにかく速度意識する人にお勧めしたいが、燃費の割にあわないことがほとんどだろう。正直夕張でよい。

メリット:これらの中で選ぶと最も戦果速度がでます。また、バケツ消費も水爆矢矧に次いで軽いですが、どちらも夕張と微差です。夕張でしっかり装備をそろえられない場合は、こちらの優位性が上がります。

デメリット:射程中、燃費重い。

  • 射程短夕張(画像右上)

 装備がある程度揃っていると射程短軽巡として砲撃火力が最も高くなります。cond管理が楽になるので広くお勧めできます。

メリット:射程短なので対潜マスでのMVP率がとても低いです。その分駆逐艦がMVPを取りやすくなるため、キラキラ維持が容易です。装備が用意できれば良い燃費で火力が確保されます。

デメリット:装備がある程度揃っていないと火力不足に陥りやすいです。場合によっては球磨と差別化できないなんてことも起こりかねない。

  • 射程中夕張(画像左下)

 射程短夕張に対して、射程短のメリットを捨てる代わりに火力を大きく伸ばす構成です。実際に回してみて無理なく4隻キラが保てるならお勧めです。

メリット:矢矧よりは大きく安い燃費でありながら、火力が確保されています。タシュ砲が用意できない場合などはこちらの優位性が上がります。

デメリット:せっかくの射程短を捨てています。14㎝連装砲改が用意できないと火力が高いとは言えず、射程短夕張に対する優位性がなくなります。

  • 球磨

 戦果効率で言うとこいつであることの夕張矢矧に対するメリットはほとんどありません。極端にグレードダウンするわけでもないので球磨に経験値入れたいなら使って問題ありません。阿武隈、由良をレベリングしたい場合、この2隻も同様の装備を積みます。

メリット:好きな艦娘に経験値を入れられる。球磨に関しては射程短夕張の装備が揃ってない場合、こちらのほうが火力が高くなることがあります。射程短。

デメリット:火力不足。阿武隈由良は砲撃火力が大きく足りず、特に由良に関しては雷装も低いのでうち漏らしが多く、被害が大きくなりがちです。

  • ゴトランド

 こちらも育成したい場合。能代を使う場合は爆装高い水爆3つに三式ソナー。

メリット:好きな艦娘に経験値を入れられる。戦果効率面で特にメリットはないが、航空戦の撃沈数の期待値が1を超えるらしい。

デメリット:射程中だし水上機のせいで遅いしその割に甲標的と違って安定した撃沈はできないしでボコボコ。

 

画像の装備がない場合

  • 甲標的蛟龍→持っていれば甲標的丙型、なければ開発可能な甲標的甲型
  • 瑞雲改二~、試製晴嵐→手持ちの中で爆装が高いものを選んでいく。
  • 15.2㎝連装砲改二→改修値やフィット補正も考慮し、最も火力が高くなる主砲。
  • タシュ砲(130mm連装砲)→改修値やフィット補正も考慮し、最も火力が高くなる小口径主砲
  • 噴進砲改二→噴進砲であることはどうでもよく、改修値の高い機銃であることが重要です。手持ちで最も改修値の高い機銃。
  • 14cm連装砲改→改修値やフィット補正も考慮し、最も火力が高くなる主砲。
  • GFCSmk37→14改を装備しているなら電探(なんでもよい、火力が高いほど良い)。していないのなら手持ちで最も改修値の高い機銃。
  • 四ソ→三ソ

 

 軽巡水雷マスでほぼ確実にMVPを取ります。これに加えて数周に1回対潜マスでMVPを取れば常にキラキラ状態になります。対潜マスでMVPを取りすぎると、駆逐艦のcondを下げてしまう要因になるので、対潜火力が強くなりすぎないようにするとよいでしょう。目安として、水爆が0の時は四ソ+三投、四ソ+四ソ、三ソ+三投、水爆が2つの時は四ソ、水爆3つの時は三ソです。

 キラキラしているため、ケッコンしていれば水雷戦で砲撃雷撃ともにすべての敵に対して命中キャップに到達していることが多いです。

 射程中軽巡を使う場合:旗艦以外どこに配置しても構いませんが、特に理由がなければ5番が最も効率が良いとされています。*2

 射程短の軽巡を使う場合:こちらも旗艦以外どこに配置してもよいが、特に理由がなければ3番が良いです。*3

キラキラ剥がれたら1周旗艦にして回しましょう。

 

2.駆逐艦(固定枠)

 最初の画像の赤い枠で囲われた3隻の駆逐艦が該当します。この3隻は常にキラキラ状態を保ちたいため、対潜マスでMVPを取りやすくし、旗艦もこの3隻でローテーションさせます。比較的火力を伸ばしにくい*4ので、この枠は火力が高い駆逐艦を使うとよいでしょう。

 対潜マスでできるだけMVPを取らせたいので、強い対潜装備を持たせます。改修ソナーは砲撃火力や雷撃回避を上げる能力も持つのでこれを二つ、残りのスロットにはシナジーを付けることで対潜火力を大きく伸ばせる爆雷系を使います。三種シナジーを付けることよりは改修ソナーを二つ持たせたほうがよいでしょう。このとき、3隻の対潜火力(およそ対潜装備の対潜値の合計)が同じくらいになるようにするとよいでしょう。

 なお、この枠は旗艦をローテーションすることになりますが、専ブラを使う場合、最もcondが低い艦がcond60前後になったら、専ブラを使わない場合この枠でキラキラがはがれたら、その艦を旗艦にします。編成操作の手間を嫌わない場合、固定枠の3隻のcondが一番低い艦を毎回ないし2回に1回程度、旗艦にするとよいです。

 この枠は軽巡同様、ケッコン済みで水雷戦で命中キャップに到達することが多いです。

 

☆対潜装備に関して

 いろいろと考察がありますが、一概にどれがいい、というのは難しいですので、以下を参考にし、自分に合ったやり方を探してください。

 軽巡射程短の場合、駆逐艦のcondのやりくりがかなりやりやすいので、cond維持の観点では、対潜火力を極端に高くする必要はなく、ソナーや爆雷投射機の改修効果を重視した組み方がお勧めです。ソナーや爆雷の対潜値もある程度は見る必要がありますが、改修値の高いものを優先的に使っていくとよいでしょう。この組み方をすると水雷マスでの安定性が増します

 軽巡射程中の場合は、ある程度駆逐艦の対潜火力を意識する必要があります。例えば、改修値の高い三ソよりも改修値の低い四ソを、改修値のある三式爆雷投射機よりも改修値のない/低い対潜値が2桁ある爆雷系を優先して使う、といった組み方です。多少の砲撃火力を妥協し、高い対潜火力を手に入れた結果、バケツ消費量は僅かに増えますが、諸々込みで周回速度は僅かに上昇します。(:異論あるようです。編成によっても変わってくると思います。)

 (継続的に7-1戦果やる場合に限りますが)☆maxの敷居の低い三ソを将来複数max作ることを想定し、今組んでみた7-1艦隊で使う三式ソナーを一つずつ均等に、改修値を増やしていくとよいです。三ソは四ソ増やしたりすると腐りやすいので、まずは上限10くらいにしておくとよいと思います。

 四ソの数や三投の改修に関しては好みの回し方によって最適解が変わってきます。この記事ではそこまでのことを書くことを主眼に置いていないので、割愛させていただきます。

3.駆逐艦(ローテ枠)

 この枠は初戦及び大破進軍時の3,4戦目を安定させるために先制対潜はさせつつも、MVPは他の艦に可能な限り譲るという枠になります。火力は伸ばしやすい*5ですが、この枠は水雷戦ですべての敵に対して命中キャップに到達するわけではなく、雷撃事故のほとんどがこの枠の駆逐艦の砲撃ミスによるものなので、レベル、運の高い駆逐艦を使うことが被弾軽減に直結します。スロットが余った場合主砲でなく電探を持たせるのもよいでしょう。

 この駆逐艦は基本MVPを取らないため、3周するとcondが32以下になることが多いです。この状態で出撃すると命中、回避に悪影響が出るので次のローテ駆逐に交代します。ローテ駆逐を3隻用意すれば、交代後次に呼び出される頃には疲労が全回復しているため、永遠と回すことが可能です。専ブラを使わない場合はオレンジ疲労になってから交代で問題ありません。周回数を数えているのであれば3周で交代するとよいです。

 以下は対潜火力をいい具合に調整*6した装備例です。朝霜時雨は装備ボーナスに頼っているので他の艦に同じ積み方をすると対潜火力不足になります。

また、射程中軽巡を用い、軽巡を5番にする場合においては、この駆逐艦3番に置くのが良いです。*7射程短軽巡を使い、軽巡を3番に置く場合は2番にするとよいでしょう。*8微粒子レベルの差でもないがなので操作の都合上、他の箇所に置きたいならそちらを優先して問題ありません。

 

(ロ) 旗艦固定4キラ

 (イ)での4キラ周回では固定枠の駆逐艦を旗艦ローテーションさせることでキラキラに保っていました。ここでは旗艦をローテーションさせる母港操作を省くことで戦果速度を上げる*9回し方を解説します。

 余談ですが艦隊全体の総経験値量は僅かながら減少し、固定する旗艦の取得経験値は大幅に増加します。特定の1隻を集中的にレベリングしたい際にも使えます。

※こちらも同様、この艦娘、この装備がお勧め、という意図は全くありません

 

1.軽巡

 先ほどと同様です。旗艦固定だからといって特に変えるものはありません。

 

2.駆逐艦(旗艦)

 画像の黄色の枠で囲われた駆逐艦、この編成の肝は随伴固定枠の駆逐艦と旗艦固定の駆逐艦との間に対潜火力で差をつけて、随伴固定枠がMVPを独占しやすいようにすることです。しかし、弱すぎてもいけない*10ため、調整が非常に難しいです。筆者が実際に何千周と回し、うまく回るように調整した装備が以下です。

 左の装備例は随伴固定枠の対潜装備の対潜値合計(☆は各平方根を取って2/3倍したものを計上)が42前後の場合の最適解、右のそれは随伴固定枠のそれが48前後の場合の最適解です。中央のものは同48前後、爆雷を持たせることでスロットを一つ余裕持たせて主砲を積む例。

 なお、旗艦交代が稀にあるため増設はダメコン積んでおきます。

 

3.駆逐艦(随伴固定枠)

 画像の赤い枠囲われた2隻の駆逐艦が該当し、この枠はとにかく対潜火力が重要*11です。上位の改修ソナー2つに上位の爆雷系1つが基本です。なお、この2隻は基本常に随伴であり旗艦にする回数を変えることで誤魔化せる4キラ回しと異なり2隻間に差がつく要素が対潜火力(と行動順)だけなので、可能な限り対潜火力を等しくします。4キラ回し以上にcondのやりくりがシビアです。

 

4.駆逐艦(ローテ枠)

 画像の青の枠で囲われた駆逐艦で、こちらも軽巡同様、4キラ回しと差異はありません。

 

 

ここから先は細かいとこぐちぐち書いてくだけなので興味ない方は読み飛ばしてください。

 

(4)時速、消費など

 使う艦のレベルや火力、出す遠征によっても多少差が出ますが遠征を出す前提で、大きく変わるドロップカット、経験値カット、水爆の有無、マウスクリックの反応速度(筆者の日本語能力のなさが露見している、例えば「帰」マークが出てからクリックするまでの時間のこと)の平均の4つの要素それぞれで算出しました。もちろん旗艦大破は撤退、初戦大破も撤退です。水雷マス警戒陣使う場合は時速約0.3下がります。

 経験値カットする際にはより強い駆逐艦を使うため、実際にはもう少し戦果速度が出ると思われます。逆に、低レベルの駆逐艦を多用したり低火力の駆逐艦がいるとこれも時速が下がります。

 クリックの反応時間はかなり速度に影響出るのでうまく速度でないなって思っている方は改善ポイントだと思います。

 数値は戦果時速の目安。

水爆 × × × ×
ドロップ × × × ×
経験値 × × × ×
クリックに要する時間(s) 0.2 22.4 21.7 21.4 20.8 21.7 21 20.8 20.1
1 20.6 20 19.7 19.2 20 19.4 19.1 18.6
2 18.6 18.1 17.9 17.5 18.1 17.6 17.5 17

 使う軽巡やソナーの改修度合いなどによっても異なりますが、1時間=戦果20.0稼ぐとすると、燃料約400、弾薬約550、鋼材約40、バケツ1.0~3.0程度でしょう。

 バケツに関しては使う軽巡や火力、ソナー改修によって大きく異なります。

 

(5)各種対潜装備、対潜装備の改修について

 各対潜装備の考察。改修可能な装備は改修優先度にも触れます。

 

ソナー

 ソナーは改修によって対潜火力、対潜命中(7-1では全員が命中キャップに届くためあまり関係ない)、砲撃火力雷撃回避、砲撃命中(検証待ち)が上昇するとされている。各々のソナーの7-1における評価など。

 

046: 九三式水中聴音機

 通称93ソナー。入手性に優れており、改修コストも安く、改修maxのものを改修値目的&対潜火力調整目的でローテ駆逐に装備させることが多い。更新で将来的に四式ソナーの餌にもなるため腐らない最近HFDF配り気味なので怪しい。三式ソナーを開発で集め始めると、この装備はある程度廃棄しても問題ない。

 

047: 三式水中探信儀

 言わずと知れた三式ソナー。7-1戦果をするとローテ駆逐にも固定枠駆逐にも改修maxを装備させたくなる場面が多い。ネジ課金なしでも複数改修maxを作ることは現実的であり、イベントの連合艦隊対潜レベリングでは高命中のソナーとして使えるのでこれも腐りにくい。改修優先度がランカーと非ランカーとで大きくかけ離れており、継続的に7-1で戦果稼ぎをするなら改修したいが、そうでないのなら改修はあまりお勧めできない。こいつの改修始めると一気になくなるので天津風牧場で賄いたい。

 

149: 四式水中聴音機

 みんな大好き四式ソナー。改修できるソナーとしては最高のソナー。最近HFDF配りまくってるのでイベントでは立場が微妙になりつつあるが、雷撃回避と対潜火力を兼ね備えた改修済みのこいつは腐らなさそう。7-1戦果やるなら4~6個くらい作って将来的にはmaxできたらいいな~くらいのノリで。

 

438: 三式水中探信儀改

 最近追加された駆逐艦では四ソの上位互換にあたる装備。7-1やるなら改修max2本作りましょう

 

261: Type144/147 ASDIC

 改修できないゴミ。1か月だけランカーやるなら使ってください。改修ソナーがない最初のうちはこれ使って徐々に改修ソナーに変えていきましょう。

 

262: HF/DF + Type144/147 ASDIC

 最近改修値付きのものが配られているが、駆逐艦への装備はあまりお勧めできない。装甲が高く雷撃回避の重要性が相対的に低く、また限られたスロットしか使えない軽巡には有効。

 

爆雷投射機、爆雷

 装備アイコンは爆雷投射機も爆雷も同じだが、改修効果とシナジーの発生が異なる。

 シナジーに関して、7-1では一般に三種シナジーが発生する積み方はせず、ソナーと爆雷投射機/爆雷の単一のシナジーのみ適用するためこの点においては爆雷投射機と爆雷に差異はない。

 爆雷投射機の改修によって伸びる能力は対潜火力と砲撃火力爆雷のそれは対潜火力だけである。

 

044: 九四式爆雷投射機

 救いようのないゴミ、誰か役割を与えてください。てか海風改二が持ってくる☆5どうにかしてくれ

 

045: 三式爆雷投射機

 一昔前はソナー+爆雷爆雷投射機のシナジーがつけられる爆雷投射機カテゴリで最大の対潜火力を持った装備であったため、改修が腐りにくかった。今は17爆雷、15爆雷などが爆雷投射機カテゴリに編入したため、この装備は7-1専用装備となる。回し方にもよるが、今からの改修はランカー非ランカー問わずあまりお勧めできない。二つくらいmax持ってると7-1に関してはやりやすい。

 

287: 三式爆雷投射機 集中配備 

 筆者が持ってないので役割が微妙に与え辛い。固定枠では火力不足のこれをわざわざ使う理由がないが、ローテ枠に至っても微妙に火力不足。しかもローテ枠に求められる付加ステータスがないのも足を引っ張ってる。

 

288:試製15cm9連装対潜噴進砲

 たまにランカー報酬で配られる神装備。命中1がついており、三ソ☆maxとこれの組み合わせがエリソ確殺に極めて近い火力となり、ローテ枠との相性も抜群。特にこれの数がローテ枠99回しの際に組めるローテ数に正比例する。爆雷投射機であるため改修値付きは砲撃火力もついており、固定枠にも優秀な装備。

 

377: RUR-4A Weapon Alpha改

 いろいろ付加ステータスがついた優秀な爆雷投射機。ローテ枠には対潜火力が高すぎるので固定枠向き。20爆雷のせいで影が薄い。

 

439: Hedgehog(初期型)

 命中3がついていて、駆逐艦に持たせると対潜19の爆雷になる。爆雷投射機でないため改修値がついていても対潜火力のみ強化される。この命中3,ローテ枠にとっては喉から手が出るほど欲しい値だが、ローテ枠でこれと組み合わせるソナーが三式だとあまりにも火力過剰、93式だと対潜火力は丁度いいが、命中がソナーで稼げなくなっているためちっとも嚙み合ってない対潜6くらいで命中高いソナー実装待ち。固定枠では火力が伸ばせないものの、対潜火力が大きく伸びるため、装甲-1込みでも優秀。

 

378: 対潜短魚雷(試作初期型)

 対潜値最大の装備。純粋に対潜値だけの爆雷。命中がついていないうえに対潜火力が高すぎるので当然固定枠用。これを使う場合ソナーが四ソでなく三ソであることが多いため、ソナーの改修効果が稼ぎやすくなる。

 

(6)駆逐艦について

 要するに火力が高い駆逐艦が強いです。ローテ枠は運の値もある程度大事になってきます。

 火力のボーダーとして、80、75、66があり、80は反航戦を強く意識した火力でロ級後期が高確率でワンパンできます。端数が出ないので交戦形態によらず火力の無駄が出ない。75は言わずと知れた同航フラヘ確定中破。これも交戦形態によって端数が出ない。66は同航ロ級後期確殺ライン。これ下回るのは基本よくない、主砲使ってでも補ったほうがいい場合が多いが、水爆編成だと多少下回っても許される。

 

綾波

 火力が74もあり、運も高く、何をさせても非常に強力。ただし素対潜値が低いのでレベルが低いうちは固定枠に限定される。

 

夕立

 これも火力が極めて高く、運も低くはないため何をやらせても強い。対潜値が高めであるのでレベルの低いうちからローテ枠も可能。

 

タシュケント

 射程中の問題児枠なので非常に調整が難しい。旗艦固定回しの随伴固定枠にすると崩れやすいので4キラで回すのが無難。調整がうまくできれば持参の主砲を装備することで素火力75の3スロ対潜艦となり圧倒的。

 

朝霜

 素火力は68だが、三ソ、三ソ改に火力、対潜ボーナスがあり、さらにこれらは改修しやすいため実質的な火力は綾波夕立に迫る第4位となる。固定枠で三ソの対潜ボーナスを活かして三ソ改+三ソ+三投☆maxとする運用も可能だが、個性を最大限活かすなら三ソ改+三ソ+主砲(or電探)として、反航エリソ確殺ラインと超火力と改修maxソナー2装備をすべて並立できる運用をしたい。

 

丹陽、雪風

フィット主砲が強く、運が高く命中を補いやすいためローテ枠向き装甲がずば抜けて高い。丹陽は対潜値が低いためケッコン前提。ローテ枠としての基本装備であるフィット主砲+三ソ☆max+15爆雷が最適解。朝霜と並ぶローテ枠最強駆逐。

 

火力69勢

この火力の艦娘は火力75を目指す運用をできればベストであるが、75に満たなくとも火力が十分に高いため普通に強い。火力75とする装備例としては三ソ☆max+三ソ改☆max+☆15爆雷☆3、あるいは旗艦固定で三ソ☆max+四ソ☆6二つ、など。主砲を持たせると火力80まで伸ばせる。7-1では装甲の低さはあまり気にならないものの、白露の50はあまりにも低すぎるため、編成を崩さない範囲でケアできるとよい。

 

火力68勢

☆maxの対潜装備3つでちょうど火力75に到達するのでこれを意識したローテ枠運用が最も個性を生かしやすい。三ソ☆10を3積みした旗艦固定も可能。高波は主砲を持たせると火力を10上げることができ、80到達が容易であるが運の低さが欠点。

 

火力67~62勢、時雨、山風

(多いので割愛)この火力帯の駆逐艦は対潜装備のみで75に到達することができないため、主砲を持たせて75到達を狙うローテ枠か、火力を66で諦めて固定枠で使うこととなる。ソナー2本で上げられる火力の上限が4であるため、火力62までの駆逐艦は固定枠で使っても火力66を維持できる。時雨と山風は三ソ系2本で素火力62を満たせるため同様の運用が可能。時雨に関しては運が高く、三ソ改☆max+三ソ☆max+B高射☆6(C型☆maxでは不可)でなんと火力75に到達するため、ローテ枠での運用も現実的。

 

火力61~59勢

この火力帯は66に到達させるのがやっとである。火力61なら改修値(10,7,1)(10,6,2)といった組み合わせで、火力60なら(10,10,3)(10,6,6)、火力59ではすべて☆maxの組み合わせで66に到達可能。固定枠で運用するなら改修値付きの15爆雷の改修値に合わせてソナーを選ぶのが無難。ローテ枠なら多少誤魔化しがきくが、命中不足に陥りやすい。

 

火力58以下

対潜装備のみで66到達できないので主砲を持たせてローテ枠か旗艦固定。

 

(7)おわりに

 特に書くことないけどここまで読んでくださってありがとうございます。粗探しでもいいのでコメントいただけると喜びます。

 2022.5/11 11:30頃加筆修正。指摘してくださったNiwakaさんありがとうございます。

*1:5隻キラキラで回す方法も存在しますが、非常に難しいテクニックが必要なうえ、そのレベルのことができる人は編成操作にかかる時間を嫌ってこのやり方をしない人がほとんどなので一般的ではありません。

*2:雷撃戦の処理は1番艦から順にダメージ処理が行われます。T字不利など、雷撃戦でカスダメが発生する場合、カスダメにならない軽巡は最後尾に置くことで水雷戦での判定が有利になる場合があります。

*3:5隻編成で全員の射程が短の場合、一番最初に最も動きにくいのが3番艦です。

*4:改修maxにしにくい上位ソナーや改修できない爆雷投射機、改修が砲撃に反映されない爆雷を使うため。ソナー及び爆雷投射機は改修によって砲撃火力が向上する。

*5:改修が容易な下位装備で埋まったり対潜装備2枠で事足りるため。

*6:ローテ枠の対潜火力は反航戦でソ級eliteを確殺にする火力が調整先として非常に効率が良いです。初撃を行う射程中の軽巡と違い、エリソを狙う機会が多く、有効な場面が多い。これ以上の火力調整先としてT不利エリヨ確殺調整があるが、これが有効に働くケースは少なく、この調整だと対潜戦でMVPを強奪する回数が格段に増えてしまう。なお、調整先を確殺にするのは無駄な雷撃フェーズを減らし、戦闘時間を短縮することで戦果速度を上げるためである。軽巡の対潜火力の調整先もこれに準じます。

*7:同射程でも配置によって行動順に起こりやすさ起こりにくさが出てきます。射程中が5番、他射程短の場合、短射程の中で一番先に行動する確率が最も低いのは3番艦です。2番目に行動すると、軽巡とともに弱い潜水艦を攻撃してしまうパターンが多く、MVP強奪の要因の一つです。これを防ぐためにローテ駆逐は3番に配置するとよいとされています。

*8:同様の理由で2番艦は初撃率が2番目に小さいです。

*9:旗艦固定編成だと長い目で見ると戦闘時間が僅かに長くなりますが、母港操作を省けることによる時間短縮が圧倒的であるため、結果速度は上がります。

*10:旗艦固定とはいえ、1隻の随伴固定枠が連続でMVPを落とし、キラキラがはがれてしまう状況が稀にある。その際に旗艦を一時的に交代するが、この時旗艦のcondが低すぎる(具体的には60とか。全戦闘Sで旗艦はMVPなしでも1周で1上がるが、これだけでcondを上げていると連続して旗艦を交代したときにキラがはがれてしまう。敵が3隻の時が主であるが、ローテ駆逐及び軽巡とMVPを競合することがあり、この時にMVPを取っておくことが重要であるからローテ枠の駆逐艦に対してはある程度差をつけておく必要がある。)とうまく回らなくなる。

*11:全戦闘S勝利の場合、随伴は1周あたり1.1回以上MVPを取れば常にキラキラ状態で回せます。ほぼこの2隻がMVPを独占できる対潜戦が3回あるなか、1.1回MVPを取ることは簡単に見えますが、偏りが出てしまうので継続的にキラキラさせておくことは難しいです。少しでも対潜火力を高くしてローテ枠や軽巡がcriticalを出してもそのダメージを超えることでMVPを取れる回数を増やします。